〜子どもの健康相談〜
今回もDr.てらしまに「発熱時」についてお聞きしました
Q:発熱時にどのようなことに気をつければよいですか?
A:発熱の多くは、風邪などウィルスの感染によっておこりますが、そのほとんどは人のもつ防御能力により自然に治癒することができます。高熱になると脳に障害がおこるのではないかと心配される方がありますが、熱そのもので脳に障害がおこることはありません。また熱の高さは重症度とは関係しません。
 
Q:発熱時にどのようにしてあげればよいでしょうか?
A:体温が上昇しているときは手足が冷たくなり、寒がるときがありますので着る物を1枚着させるか、布団を1枚掛けてあげてください。体温が上昇してしまった後は今度は暑がりますので、着る物や布団を調節し、熱がこもらないようにしてあげてください。厚着をさせて汗を出させ熱を下げようとする試みがありますが、水分を失いエネルギーを消費し、小児ではいささか過激な方法で、行わないほうがよいと思われます。高熱時には氷枕や水枕などで額を冷やすと気持ちがよいものです。それで熱が下がるわけではないので、本人が嫌がるようであれば無理にする必要はありません。部屋の温度は暑くもなく寒くもなく適温にすればよく、エアコンを使用しても構いません。発熱時には胃腸の活動も低下しますので無理に食べさせることはありません。消化のよいものを与えてください。
 
Q:解熱薬はどのように使用したらよいでしょうか?
A:熱を下げることがすべてよいこととは考えられていません。かぜの原因となるウィルスは体温が高くなるとその増殖の勢いが弱まりますし、またそのウィルスを退治する防御能力は体温が高くなるとその活動が活発になるとされています。本人が元気そうで食欲もあれば、熱を下げる必要はまったくないと思われます。本人が熱のために辛そうで熱を下げることで何かメリットが得られると考えられるならば、たとえば、夜熱が高くて眠れそうもないなどのときに、解熱薬を使用すればよいと考えられます。
 
Q:発熱時には何を見ていればよいでしょうか?
A:食欲もあり、ご機嫌もよく、遊んでいるなどの活動性があれば、たとえ高熱があってもまだ見ていてよいと思われますもしも活動性がなかったり、ぐったりしているようならば医師の診察を受ける必要があります。ご機嫌、活動性、食欲、表情などの全体の様子を観察し、なにか異常だと感じたときには医師の診察を受けてください。
創刊号からご執筆していただきました、Dr.てらしまの子どもの健康相談は先生ご多忙につき次号よりしばらく休載となります。お子さまの事でご相談したいことがありましたら今後も「ゲッチュ!子どもの健康相談」係までメールにて受付はしています
お便りいただきました読者の方々、お忙しい中ご執筆していただいた、てらしま先生、ありがとうございました。
てらしまこどもクリニック
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